こんばんは、久留米松陰塾国分校の池田です。

公立高校入試の受験お疲れ様でした。

 

昨日の学力試験だけで終わった人もいれば、

一部の高校では面接や実技もありました。

 

合格発表は来週3月15日です。それまでは

少し休息を

取るのもいいかもしれませんね。

 

平成30年度の福岡県公立高校一般入試の問題を

手に入れましたので、出題傾向について

考察したうえ、今後受験される方に向けた

アドバイスをしたいと思います。

 

 

まず、昨年と大きく変わったのは試験時間です。

これは学校の定期試験もそうでしょうし、何度か

模擬試験を受けられた方はすでにご存知でしょう。

 

英語以外の4教科について、1教科の試験時間が

45分から50分へ、

英語は筆記試験は40分のままで、リスニングの時間が

10分から15分に延長されました。

平成30年度福岡県立高等学校入学者選抜学力検査問題

↑↑今回の問題はこちらからご確認ください↑↑

 

基本的に高校受験に限らず何の試験でもそうですが、

制度の変わり目の年の問題は例年よりも難しい

というのが定番です。

 

塾生さんも問題が全般的に難しいと言っていましたし、

口コミサイトの内容を見てみると福岡県の公立高校の

問題が難しかったとの印象を持っているようです。

 

仮にあなたがおもうように点数が取れなくても

残念がる必要はありません。

15日の高校受験の合格発表があったときに合格していた

ということは有り得る話です。

合格発表の日までとりあえず待ちましょう。

 

それでは各科目の今年度の高校入試の分析です。

国語 国語の大問が5つになっていたのは驚かれたのでは

ないでしょうか?

大問1は漢字に関する問題。文意に合う熟語や

四字熟語を選択するもの、熟語の構成や

漢字の書き順が問われている。

ココであまり時間を掛けすぎると後の問題が

時間切れで解けなかったということにもなりそう。

大問2は説明文。問題は3つしかなかったが、

内容の要約、文章の展開方法を聞いているため、

熟読しないとどれも正解にたどり着かない

問題になっていた。

大問3は小説。文章から主人公の心情を読み取る

問題や、比喩の内容についての説明など。

記述する力が問われている。

大問4は古文。聞かれていることはやたらと

難しいことを聞いているわけではないが、

本文を読んだ人同士の会話の内容を推測する

問題は目新しい。

大問5は課題作文。出題の傾向に変化は

見られないが、資料をよく読まないと作文に

取り掛かりにくい印象を受ける。

【今後の対策】

試験時間が増えたからといって勉強の方法を

今までと異なった対策が必要というわけでもなく、

漢字や文法、歴史的仮名遣いに関する知識は

しっかり身に着ける。そのうえで筆者の考えを

簡潔にまとめるという訓練は日ごろから行う

必要がある。

単に内容を読み取るというレベルでは公立入試では

思ったように点数を伸ばせないという事実を

知ったうえで学習に取り組んでほしい。

数学 大問1は例年通り小問総合。立体のねじれの問題が

出ていたが特に難しくない。

大問2は連立方程式ではなく文字での証明。

内容自体は昨年や一昨年に比べると平易になった。

大問3は度数分布表の利用についての説明が

求められた。特別難しいことを聞いているわけでは

ないが、ほとんど経験したことのない問題で

面食らったのではないかと思われる。

大問4は一次関数の文章題。水槽の問題は過去に

問われたことのあるタイプの問題で、

過去問の演習を何度もがんばった人にとっては

簡単だったと思われる。

大問5は合同、相似の証明と面積を求める問題。

証明絡みの問題の内容自体はいままでの過去問と

同様のレベル。

(3)は前問2つをうまく活用すれば解くことが

できるが難しい。

大問6は立体図形の問題。(1)の問題は相似の

図形の性質をうまく使えれば解ける。

(2)は回答のアプローチを見つけにくいし、

計算も時間がかかるので難しい。

【今後の対策】

小問集合の計算は確実に取れるレベルにまで

なってほしい。

数学の記述問題は新しく度数分布表の問題が

出されたことから、念のため対策を立てる

必要がある。

あとは過去問の出題傾向の高い、連立方程式、

文字式の証明、関数、図形の証明、

立体図形については必ず繰り返し解いてできる

ようにしていくこと。

理科 例年通り、大問1、2は生物、大問3、4は化学、

大問5、6は地学、大問7、8は物理で

構成されている。全般的に言えることは、

実験に関する問題がきわめて多い。

基本的に、文章記述力、作図、計算力が

問われている。

強いて言えば、大問4は電池のプラス極、

マイナス極の判断が少し難しいという程度。

【今後の対策】

基本的に理科は勉強した分、得点に反映されやすい

という特徴がある。どの分野もまんべんなく

復習することでしっかり得点を取ってほしい。

その際に心がけてほしいことは、ある実験と

それに対する結論を理解してほしい。

なぜそのようになるのか

理由をしっかり答えられるようにすること。

それと実験器具を使用する際に注意すること、

この試薬を使ったらどういう反応をするのか

といったことにも注視してほしい。

社会  大問1、2は歴史、大問3、4は地理、

大問5、6は公民の問題で構成されている。

毎年、各問にはふんだんに資料が採用されていて、

それを読むのに時間を取られすぎると

なかなか点数が伸びない。

【今後の対策】

単に知識を問われるというのではなく、

時代背景や、資料やグラフから読み取れることを文章として記述するという

力がより一層問われる傾向がある。

基本的な知識をベースとして、なぜそのような

歴史背景をたどっていくことになったのか、

グラフか読み取れる各地域の特色をとらえる、

日ごろからニュースに関心を持つということは

重要である。

英語 リスニングテストが15分間へと延長されるようになったが、

そのあと筆記テストが以前の通りで40分間。

リスニングテストについては省略。

大問1は対話文の完成。空欄の前後の文脈から判断して、

解く問題。毎年傾向は変わらない

大問2も対話文だが文章が長くなっていて、聞いてくる

問題も多岐にわたる。

会話の内容から考えて単語を埋めたり、

質問を作るというものが出題されている。

今後もこういった傾向が続くと思われる。

大問3は長文読解。こちらも具体的な内容を探し出して

日本語で書きだしなさいという問題が目立つ。内容を理解

していないと得点が取れないようになっているが、長文の

分量が何となく減っている印象を受ける。

大問4は条件付き英作文。例年通りで文法の知識が

問われている。常日頃、英作文の練習をしておくことが大事。

【今後の対策】

単単語や文法の知識をしっかりと身に着けるのはもちろん、

し読む、聞く、書く力を養うことを意識した学習が必要。

特にリスニングの配点は今年から20点となっているため、

リスニング対策もおろそかにしないようにしてほしい。

来年度以降に受験をされる方へ

思考力、判断力、表現力等を問う問題、言語活動を

重視した問題をより充実させることについては

すでに国の教育方針として掲げられています。

試験時間が増えるからと言って基本的な学習方法は

これまでどおりで、極端に変える必要はありません。

単に知識だけを問う問題から思考力、判断力、表現力を

身についているか、試験問題を通じて聞いています。

これは世の中が求めている人材を育成するために、

教育界も呼応すべく行われている教育改革の1つです。

試験問題で問われていることが、知識偏重のものから

上記のように変わってきていることは塾として

当然のことながら熟知した上で、これから高校受験を

控えている、または後々高校受験をするといった

人に対して適切にサポートしてまいります。

 

当塾は高校受験に向けて万全のサポートを実践してまいりますので、

すこしでも当塾に興味を持っていただいた方にはぜひ無料体験に来て

いただければと思います。