こんにちは、久留米松陰塾国分校の池田です。

今日は衆議院議員総選挙ということもあって高良内小学校の体育館で投票してきました。

ちょうど今の時期は久留米市の公立中学校では社会で国会、内閣、裁判所の学習をしているところなので、現在実際に行われている衆議院議員総選挙とは何なのかお話したいと思います。

 

 

衆議院議員と参議院議員との違い

法律を制定できる唯一の機関である国会のメンバーは衆議院議員と参議院議員とに分かれていて、今回は衆議院議員の総選挙が行われています。衆議院と参議院では次のような違いがあります。

  衆議院 参議院
任期 4年 6年
定数 465人 242人
解散 あり なし
被選挙権

(立候補できる権利)

25歳以上の日本国民 30歳以上の日本国民
特徴 任期が短く、解散があるため、より国民の意見を反映しやすい(衆議院の優越が認められる理由) 任期が長く、解散がないため、内閣としても無視できない

衆議院議員は最高で4年間勤めることができますが、たいてい任期途中で解散が行われるために任期途中で選挙になる事が多いです。今回のケースは衆議院の解散による選挙です。

衆議院の解散とは何か?

衆議院の解散とは、政権を担当している政党が今のまま政権を担当していいのか国民の判断を仰ぐために内閣の助言と承認に基づき、天皇が国事行為(天皇が憲法の規定に基づく行為)として行うものを言います。

衆議院の解散を行う理由は、現在実施している国の将来を左右する政策や今後実施する予定の国の将来を左右する政策が国民の意に沿うものかを問うためです。ちなみに今回の解散は「消費税増税分の使いみちを見直すことと、北朝鮮への対応について国民の信を問う」としています。

参照:http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/25/pm-abe_a_23221745/

衆議院が解散してから新しい内閣が発足するまで

  1. 解散の日(今回は9/28)から40日以内(今回は10/22)に衆議院議員の総選挙が行われています。←今はこの段階
  2. 衆議院議員総選挙の日(10/22)から30日以内に特別国会(特別会ともいう)を招集してこれまでの内閣は総辞職します。それから新しい衆議院に内閣総理大臣の指名を受けます。
  3. 新しく指名を受けた内閣総理大臣は国務大臣を任命します。
  4. 新しい内閣が発足し、政権運営に行います。

衆議院総選挙のときに行われる国民審査とは?

学校ではあまり扱われませんが、衆議院総選挙が行われると同時に国民審査というものも行います。

国民審査とは、選挙で決めることができない最高裁判所裁判官について過去の判断等を踏まえた上で、各裁判官が最高裁判所裁判官に適しているかどうかを判断し、適さないということであれば投票用紙に✖印をつけ、有効票の過半数を占めた場合は罷免させることができるという制度です。ちなみに国民審査で罷免された裁判官は一人もいないそうです。

今、世の中で行われていることに目を背けないことが大事

選挙権をもっていない18歳未満の人たちにとっては何をやっているのかさっぱりわからないかも知れませんが、今行われていることは日本の将来を決める大事な出来事です。国政は国民の中から代表者たる国会議員を決め、国会議員が国民の付託に応える形で国の将来を決めていく間接民主制を敷いている以上、国会議員にふさわしい人を選び、国会に送り込んだ国会議員の活動を監視することが大事です。

 

現在学習している公民の分野の一部分を現実とリンクして簡単にまとめて説明してみました。少しでも理解に役立てば幸いです。